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暖かくなると余計に気になり始める、脇の臭いと脇汗。今年こそは治療したい！と思っても、治療法がたくさんあって、何がいいのか悩みますよね。
ワキガ・多汗症治療は、治療法によって大きく変わります！ご自身の症状や目指したいゴール状態によって治療を選ばないと、治療費用が多くかかってしまったり、治療したのに求めている結果が出なかったりしてしまいます。
このページでは、ミラドライとその他のワキガ・多汗症治療のそれぞれの違いをわかりやすく解説いたします。
ワキガ・多汗症治療にミラドライが登場する前は、ワキガ手術といえば脇の皮膚を切開する手術（剪除法）が主流でした。
マリアクリニックグループは長年にわたってワキガ治療を専門的に行ってきましたので手術の実績も多数ございます。実際に実績のあるマリアクリニックグループの目線で、ミラドライとワキガ手術の違いをご紹介いたします。
ワキガ手術（剪除法）は、脇の皮膚をメスで切開し、ワキガの原因となる汗腺（アポクリン腺）を除去する手術です。医師が目視しながら手作業で取り除いていくため、効果が高く、取り除いた汗腺は復活しないため、効果も半永久です。
ミラドライの治療はマイクロ波の熱によって、ワキガの原因となるアポクリン腺を破壊する治療法です。ミラドライで一度破壊した汗腺は復活することはないため、こちらも効果は半永久的です。
ワキガ手術（剪除法）とミラドライ、どちらも効果は半永久的であるため、ほぼ同等といってもいいでしょう。
しかし、ワキガ手術（剪除法）もミラドライも、担当医師の技術によって大きく結果が変わります。どちらの施術を選ぶにしろ、正しいクリニックや医師の選択が非常に重要です。
ワキガと多汗症は、同じ汗腺が要因でも、汗腺の種類は異なります。
主に臭いの原因となる汗腺は、先述した「アポクリン汗腺」ですが、多汗症を引き起こす汗腺は「エクリン腺」という汗腺です。エクリン腺は非常に小さいため、目視しながら手作業で取り除くのは難しいという特徴があります。
それに対して、ミラドライはわき全体にマイクロ波を照射し、エクリン腺も効率的・効果的に破壊することができるため、ワキガだけでなく、多汗症にも効果的とされています。
ワキガ手術（剪除法）は、術後、脇を圧迫固定し、数日間は安静にしておく必要があります。通常通りの生活に戻れるのは10～14日程度時間がかかってしまいます。
それに比べ、ミラドライは施術の翌日にはほぼ普段通りの生活に戻ることができます。
脇の腫れや赤みはあるものの、痛みも少なく、少し脇の違和感はあるものの、激しい運動や長時間の入浴以外であれば、ほぼ普段通りに生活していただけます。
ワキガ手術（剪除法）はどうしても脇に切開の跡が残ってしまいます。
ミラドライの治療は切開がないため、傷跡は残りません。
夏場など、脇が開いた洋服を選びたいけど傷跡が、なんてことはありません。
メスを使った施術の経過
ミラドライの施術の経過
今までの内容を見ると、ミラドライはワキガ手術（剪除法）よりメリットが多くありますが、1点、ワキガ手術（剪除法)が選ばれやすい理由があります。
それは「施術金額」です。
ワキガ手術（剪除法）は健康保険が適用されるため、保険診療に当たります。
そのため、負担金額がかなり抑えられます。
それに比べて、ミラドライは、現在健康保険が適用されないため、自由診療に当たります。
そのため、負担金額はワキガ手術（剪除法）に比べると高くなってしまいます。
岡山マリアクリニックのミラドライはお得なモニタープランや、無理なくお支払いいただける月払い精度もご用意いたしております。
また、マリアクリニックグループでは一部の院（新宿院、町田院）で保険適用のワキガ手術（剪除法）を承っております。
ミラドライは「切らないワキガ・多汗症治療」の機器として多くの方に選ばれていますが、他にも「切らないワキガ・多汗症治療」を謳う治療機器がたくさんでています。その中で最も代表的な治療機器が、韓国で開発された「ビューホット」だと言えるでしょう。
ビューホットは、多数の針がついたハンドピースをわきに刺し、針から高周波（RF）を照射することで汗腺を熱破壊する、という治療です。
脇の皮膚をメスで切開しない、という点ではミラドライと同じですが、ミラドライはマイクロ波をあてるのに対し、ビューホットは脇に針を刺す、という点で考えると大きく違います。
ワキガの原因となるアポクリン腺・多汗症の原因となるエクリン腺、どちらも破壊できるという点では、ビューホットもミラドライと同様に、ワキガ・多汗症に対して有効な治療です。
「効果の高さ」に関しては単純に比較することは難しいです。ビューホットのほうが効果が高い、という主張もある一方、ビューホットは「点」でエネルギーを加えるため汗腺の破壊漏れが生じやすい、という指摘もあります。
ビューホットはミラドライ同様、メスを使わないため、脇に切開による傷跡が残る心配はありません。施術後の一時的な腫れや内出血も数日～数ヶ月ほどでなくなります。
ビューホットの場合、肌に針を差し込んでエネルギーを加える分、治療痕が色素沈着として残るリスクも高いことが懸念されます。
ミラドライは脇専用の治療機器です。そのため、「スソワキガ」「チチガ」と呼ばれる症状や手掌多汗症（手のひらの多汗）を治療することはできません。
しかし、ビューホットであれば、脇以外にも汗の悩みに対応することができます。
ミラドライは、日本では厚生労働省からの承認、米国ではFDA（日本の厚生労働省のような機関）からの承認を取得しています。
米国のFDAは世界一厳しい基準とも言われています。
ミラドライは豊富な症例データと厳しい審査基準のなかで、治癒効果と安全性が認められている医療機器です。
一方、ビューホットは日本の厚生労働省や米国のFDAだけでなく、開発国の韓国でも国の承認は取得していません。
わきボトックスは手軽に始められるわきが・多汗症治療の1つです。特にお子様の治療に関しては思春期の時だけ汗腺が活発になっており、汗や臭いは一時的な症状の可能性もあります。
そういった方には効果的な治療の1つといえます。
ミラドライで破壊した汗腺は元に戻らないため、ミラドライの効果は半永久的です。
それに比べて、脇ボトックスの効果は約半年と言われています。
そのため、一時的な悩みではない方にとっては、定期的に脇ボトックス注射を受ける必要があるため、結果的に負担金額が多くなってしまうことがあります。
脇ボトックスは、主に一時的に汗を抑える治療法です。汗を抑えることができるため、結果的に脇の臭いの減少にも繋がるとされていますが、直接的に臭いの元への治療ではないため、あくまで間接的な効果である、といえます
ワキガ・多汗症治療は上記以外にも様々登場しています。
例えば、「サーミドライ」という治療は、細い管を皮下に挿入し、高周波を照射して汗腺を破壊する治療です。
サーミドライは、ミラドライやビューホットとは違い、「サーミドライ」という機器があるわけではありません。「サーミRF」という引き締め治療に使われる機器を応用した治療です。
サーミRFはFDAの承認を受けていますが、これは脇汗治療としてではなく、引き締め治療としての承認です。
様々なワキガ・多汗症治療方法がある中で、岡山マリアクリニックでは、ミラドライにこだわりを持っています。
岡山マリアクリニックは、開院20年以上、全国で8院展開しているマリアクリニックグループの1院です。マリアクリニックグループは日本で一番初めにミラドライ治療に注目し、日本国内のワキガ・多汗症治療法として取り入れた、いわばミラドライのパイオニアクリニックの１つです。
ミラドライは数あるワキガ・多汗症治療の中で、治療効果はもちろんのこと、ダウンタイムの少なさや、その安全性から、患者さまへの負担の少ない、信頼できる治療法だと考えています。
そのため、ワキガ・多汗症治療の中では、もっとも適した治療だと考えています。
もちろん、どんな治療法であっても、どんなに優れた医療機器であっても、適切に使いこなせなければ効果はでません。
マリアクリニックグループは、ミラドライを取り入れてから、常に「より効果的で、且つ安全なミラドライ治療」を目指し、研究し続けております。今でもグループ内で情報共有を行っており、どの院もミラドライ治療に絶対の自信を持って治療を行っております。
岡山マリアクリニックはミラドライのカウンセリングを無料で行っております。
わきが・多汗症で悩まれている方、またどの治療を受けるべきか悩まれている方も、是非一度ご相談にいらしてください。
記事監修医師
小林幸子 医師
